まず押さえたいポイント

オメガ3(EPA・DHA)は、青魚の油に多く含まれる脂肪酸で、体の炎症を鎮めることに働くとされています。 生理痛には、痛みを起こす物質(プロスタグランジン)が関わるため、オメガ3の抗炎症の働きとの関係で研究されています。 痛みが和らいだという報告がありますが、研究の規模は大きくありません [2]

生理痛には痛みを起こす物質(プロスタグランジン)が関わること、青魚の油に多いオメガ3(EPA・DHA)が体の炎症を鎮めるように働き、生理痛や子宮内膜症の痛みとの関係で研究されていることを示すイメージ

なぜ「生理痛」と関係するの?

生理のとき、子宮では「プロスタグランジン」という痛みや収縮を起こす物質が作られ、これが強いと生理痛につながります。 オメガ3は、体の炎症を鎮めるように働くとされ、この痛みの物質とのバランスに関わると考えられています。 そのため、生理痛や、痛みをともなう子宮内膜症との関連で研究されています [1]

研究では何がわかっている?

  • オメガ3と、痛みをともなう子宮内膜症との関係を集めて調べた研究があります [1]
  • 生理痛のある若い女性に、運動とオメガ3をとってもらい、生活の質や痛みへの影響を調べた研究もあります [2]
  • オメガ3と体の痛み全般との関連を集めて調べた研究でも、痛みを和らげる可能性が検討されています [3]
  • 一方で、痛みが強いときは、がまんせず痛み止めや医療機関での対応が基本です。
オメガ3は生理痛について研究されていますが、痛み止めの代わりではなく、痛みが強い・続くときは婦人科に相談しましょう。

取り入れ方のヒント

  • まずは食事から。いわし・さば・さんまなどの青魚を取り入れると、EPA・DHAをとりやすくなります。
  • 痛みが強い月は、がまんせず痛み止めや婦人科の相談も選択肢です。オメガ3は日々の食事の見直しとして考えましょう。
  • 血を固まりにくくする薬を飲んでいる方は、サプリで多めにとる前に医師に相談してください。