まず押さえたいポイント

イノシトール(ミオイノシトール)は、ブドウ糖に似た成分で、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の月経・排卵の乱れとの関係で研究されています。 ホルモンや排卵の指標で良い変化が報告されています

なぜ「月経まわりの不調」と関係するの?

PCOSは、ホルモンのバランスや排卵が乱れやすい状態で、インスリン(血糖を下げるホルモン)の働きが関係することが知られています。 イノシトールはこのインスリンの働きを助けることが研究されており [1] ホルモンや排卵との関係が調べられてきました。

イノシトールがインスリンの働きを助けることが研究され、PCOSのホルモン・排卵との関係が調べられているイメージ

研究では何がわかっている?

  • PCOSの女性を対象に、ミオイノシトールをとった研究をまとめた分析では、ホルモンの値や排卵などの面で良い変化と関係する可能性が整理されています [1]
  • PCOSの女性にミオイノシトールをとってもらった研究では、ホルモンや排卵に関わる指標で良い変化が報告されています [2]
  • ミオイノシトールと葉酸とるグループと葉酸だけのグループを比べた研究では、インスリンや排卵の指標で違いが報告されました [3]

立つ可能性は示されています。

取り入れ方のヒント

  • 研究では1日2〜4g程度(ミオイノシトール)を、数か月続けて様子を見ることが多いです。
  • 月経の乱れや妊娠に関わる悩みは自己判断にせず、まず医療機関で相談したうえで、補助的に考えるのが安心です。