まず押さえたいポイント

ビタミンB6は、たんぱく質の代謝や、気分に関わる物質(セロトニンなど)の材料づくりに関わるビタミンです。 ホルモンの変化で気分がゆらぎやすい月経前(PMS)との関係で研究され、気分の波や乳房の張りが和らいだという報告があります [1] ただし、研究の質には幅があり、とりすぎには注意が必要です。

ビタミンB6が、気分に関わる物質(セロトニンなど)の材料づくりに関わり、ホルモンの変化で気分がゆらぎやすい月経前(PMS)の不調との関係で研究されていること、和らぐ報告がある一方で、サプリで大量にとると手足のしびれなど末梢神経の注意があることを示すイメージ

なぜ「生理前の不調」と関係するの?

月経前は、女性ホルモンの変化によって、気分が落ち込んだり、イライラしたり、胸が張ったりすることがあります。 ビタミンB6は、気分に関わる物質(セロトニンなど)を作るときに使われるため、こうした月経前の不調との関連が研究されてきました [3] 気分の面だけでなく、乳房の張り・痛みについても調べられています [2]

研究では何がわかっている?

  • ビタミンB6と月経前の不調(PMS)との関係を集めて調べた研究では、症状が和らぐ可能性が示されています [1]
  • ビタミンB6と乳房の張り・痛みを集めて調べた研究もあります [2]
  • 月経前の不調のある女性にビタミンB6をとってもらった研究でも、症状の変化が検討されています [3]
  • 一方で、研究の質には幅があり、サプリで大量にとると手足のしびれなどが出ることがあります。
ビタミンB6を多くとるほどよいわけではなく、長く大量にとると手足のしびれなどの心配があります。

取り入れ方のヒント

  • まずは食事から。まぐろ・かつお・鶏肉・バナナ・さつまいもなどに多く含まれます。
  • サプリで多めにとる場合は、手足のしびれなどに注意し、長く続けるときは医師・薬剤師に相談してください。
  • 月経前のつらさが強い・続くときは、自己判断にせず婦人科に相談しましょう。