まず押さえたいポイント

健康診断で「中性脂肪が高め」と言われた——そんなときに名前があがりやすいのが、 青魚に多いオメガ3(EPA・DHA)です。 ただし「コレステロール」とひとくくりにせず、中性脂肪との関係を分けて見るのがポイントです。

なぜ「コレステロール・中性脂肪」と関わるの?

血液の中の脂質には、いくつか種類があります。よく聞く「コレステロール(LDL・HDL)」と、 「中性脂肪(トリグリセリド)」です。 オメガ3は、このうち主に中性脂肪の数値と関連することが研究で報告されています。 肝臓での中性脂肪の作られ方血液中での処理に関わるためと考えられています。

オメガ3が血液中の脂質(とくに中性脂肪)のバランスに関わるイメージ

イメージは、血液という“川”を流れる脂のつぶ。 オメガ3は、とくに中性脂肪というつぶの流れ方に関わると考えられています。

研究では何がわかっている?

  • 多くの研究では、オメガ3は中性脂肪(トリグリセリド)の数値と 関連する一方、総コレステロールやLDL・HDLへの作用は限定的だと報告されています [1]
  • オメガ3は脂質の代謝や心血管の健康と幅広く関わることが、研究でも整理されています [2]

研究で主に下がると報告されているのは中性脂肪で、「オメガ3=コレステロールを下げる」と単純化はできません。