まず押さえたいポイント

オメガ3(青魚に多いEPA・DHAなど)は、体にとって良い油の一つです。 肌の油(バリアの脂質)や、炎症のしずまり方に働くとされ、アトピー性皮膚炎など炎症をともなう肌トラブルで研究されています。 健康な人の乾燥そのものへの裏づけは、今のところ限られています。

なぜ「乾燥・うるおい」と関係するの?

肌のバリアは、脂(あぶら)でできた部分が水分を守っています。 オメガ3はその脂の仲間で、また体の中で炎症が長引いたときに、火に水をさすように炎症を鎮めることに働くとされます。 炎症が肌のバリアを乱す場面で研究されています。

オメガ3が肌のバリアの脂の仲間として働き、炎症を鎮める働きが研究されていることを示すイメージ

研究では何がわかっている?

  • 食事のオメガ3・6系の脂と、炎症をともなう肌のトラブル(アトピー性皮膚炎など)との関係を整理した研究では、オメガ3が炎症を鎮めることに関わる可能性が解説されています [1]
  • 食事や栄養と肌の老化を調べた研究でも、脂(あぶら)の成分が検討されています [2]

研究はアトピーなど炎症のある肌が中心で、健康な人の乾燥への効果ははっきりしていません

取り入れ方のヒント

  • まずは青魚(さば・いわし・さんま)から。週に数回が目安です。
  • 油は酸化しやすいので、新鮮なものを選びます。サプリは表示量を守ります。
  • 乾燥には、保湿スキンケアや室内の加湿など、外側のケアもあわせて。