まず押さえたいポイント

セラミドは、肌の一番外側(角層)で水分を逃がさないバリアを作る脂質です。 飲むタイプ(グルコシルセラミド)と肌のうるおい・バリアとの関係が研究されていますが、研究は小規模で、効果は穏やかです。

なぜ「乾燥・うるおい」と関係するの?

肌の表面は、レンガ(角層の細胞)とモルタル(すき間を埋める脂質)でできた壁のような構造です。 セラミドはこのモルタルの主役で、足りないとすき間ができ、水分が逃げて乾燥しやすくなります

セラミドが肌の表面(角層)でレンガのすき間を埋めるモルタルとなり、水分を逃がさないバリアを支えるとされるイメージ

飲んだセラミドはいったん分解されますが、その材料や合図が肌のバリアづくりに関わる可能性が研究されています。

研究では何がわかっている?

  • 飲むタイプのセラミド・グルコシルセラミド(ワインのオリ由来)と肌のバリア機能との関係を29人で調べた研究では、肌の水分を逃がしにくくする点で前向きな結果が報告されています [1]
  • 食事や飲むサプリと肌の老化との関連をまとめた研究でも、脂質などが検討されています [2]

規模は小さめで、効果は穏やかです。塗る保湿の基本とあわせて考えるのが現実的です。

取り入れ方のヒント

  • こんにゃく芋・米(米ぬか)・小麦・大豆などに含まれます。
  • 研究では1日0.6〜1.8mg前後(グルコシルセラミドとして)の例があります。毎日続けるのが基本です。
  • 小麦由来のものは、小麦アレルギーのある方は原材料表示を確認しましょう。