まず押さえたいポイント

L-テアニンは、緑茶のうまみ成分。お茶を一杯飲んだときの「ほっと落ち着くけれど、ぼんやりはしない」感覚について研究されてきた成分です。 むりに眠気を起こすのではなく、気持ちのたかぶりを和らげる点が特徴され、休息に入りやすいリズムとの関連も調べられています。

なぜ「寝つき・休息リズム」と関係するの?

布団に入っても、その日の出来事が頭の中でぐるぐる回って寝つけない——そんな経験はないでしょうか。寝つきには、頭が冴えて気持ちが切り替わらないことが関わると考えられています。

L-テアニンは、こうした緊張を和らげるように働くとされる成分です [1] 眠くするのではなく、ほどよく力を抜く手伝いをすることで、休息モードに入りやすくなると考えられています。

L-テアニンが気持ちの落ち着きを通じて休息リズムを後押しするイメージ

とえるなら、緑茶を一杯飲んだあとのように、頭の“ざわつき”だけを少し小さくする、といったイメージです。

研究では何がわかっている?

  • 健康な成人で、L-テアニンとプラセボを比べ、ストレス関連の指標とあわせて睡眠の質の変化を調べた比較試験があります [1]
  • 子どもを対象に、客観的に測定した睡眠の質の変化を調べた比較試験も報告されています [2]

取り入れ方のヒント

  • 食品では緑茶に含まれます。研究では1日200mg程度を用いた例があります(湯のみ数杯分より多めの量です)。
  • カフェイン多い飲み方では寝つきに影響することもあるため、夜は控えめにするとよいでしょう。