まず押さえたいポイント

霊芝(れいし)は、東アジアで古くから「気持ちを落ち着ける」目的で親しまれてきた薬用きのこです [3] ただし、睡眠そのものを良くするという霊芝単体のしっかりした人の研究は、まだ少ないのが現状です。 リラックスを気づかう成分のひとつとして、おだやかに付き合うのが現実的です。

霊芝(万年茸)は東アジアで古くから気持ちを落ち着ける目的で使われてきた薬用きのこで、寝つき・睡眠との関係が語られるが、霊芝そのものの睡眠への裏づけは限定的であることを示すイメージ

なぜ「睡眠」と関係するといわれるの?

霊芝には多糖類やトリテルペンといった成分が含まれ、伝統的には心身を落ち着けるものとして使われてきました [2] この「落ち着ける」という昔ながらの使われ方から、寝つきやリラックスとの関連が語られるようになりました。 ただし、なぜ眠りにつながるのかという仕組みは、まだはっきり解明されていません。

研究では何がわかっている?

  • 中国・韓国・日本などでは、活力や健康を保つ目的で古くから用いられてきました [3]
  • 最近、複数の薬用きのこをブレンドしたサプリを12週間とってもらった研究では、ストレス・疲れ・睡眠が良い方変化したと報告されています [1] ただしこれは霊芝そのものではなく、ブレンド品での結果です。
  • 霊芝「単体」を対象に睡眠を直接調べたしっかりした研究はまだ少なく、裏づけは限定的です。
「伝統的に使われてきたが、霊芝そのものの睡眠への裏づけはこれから」というのが現状です。

取り入れ方のヒント

  • 睡眠の土台は、規則正しい生活や寝室の環境です。霊芝はその補助として考えましょう。
  • 血をサラサラにする薬を使っている方、きのこアレルギーの方、免疫を抑える薬を使う方は、利用前に医師にご相談ください。
  • 働きはおだやかなので、すぐに大きな変化を求めず、気長に付き合うのが向いています。