まず押さえたいポイント

グリシンは、エビやホタテの甘みのもとにもなっているアミノ酸です。 「体の中心の温度(深部体温)を下げる」手助けを通じて、寝つきとの関連研究されています。 こちらも“眠くなる薬”ではなく、食事や生活リズムを整えるための栄養素という位置づけです。

なぜ「寝つき」と関係するの?

人は眠りに入るとき、体の中心の温度を少し下げます。手足がぽかぽか温かくなるのは、 そこから熱を逃がして体の内部を冷ますためで、これが「眠りのスイッチ」のひとつといわれます。

グリシンは、この手足の血流を増やして熱を逃が働きに関わり、 結果として深部体温が下がりやすくなる——と考えられています [1]

グリシンが手足の血流を増やし、深部体温を下げて入眠を後押しするイメージ

赤ちゃんが眠くなると手が温かくなるのと同じイメージで、「体が眠る準備を始めるのを後押しする」と考えるとわかりやすいです。

研究では何がわかっている?

  • アミノ酸のグリシンと睡眠の質との関連について、作用の仮説とともに整理した報告があります [1]
  • 睡眠に関わる栄養素をまとめた研究でも、グリシンが取り上げられています [2]