まず押さえたいポイント

L-テアニンは、緑茶のうまみ・甘みのもとになるアミノ酸の一種です。 脳の高ぶりを鎮めるように働くとされ、緊張しすぎず落ち着いた状態で物事に取り組む「落ち着いた集中」について研究されています [1] ただし、その効果ははっきり結論づけられているわけではありません [2]

緑茶のうまみ成分であるL-テアニンが、脳の高ぶりを鎮める働きに関わり、リラックスしながらの落ち着いた集中について研究されていること、とくにカフェインとの組み合わせで注意力や反応時間を測る指標に違いが出るかが調べられる一方、単独での効果ははっきり結論づけられていないことを示すイメージ

なぜ「集中・注意」と関係するの?

集中したいとき、緊張や気持ちの高ぶりが強すぎると、かえって落ち着いて取り組めないことがあります。 L-テアニンは、脳の高ぶりを鎮めるように働くとされ、リラックスしながら物事に向き合う状態を助けることが研究されています。 とくに、コーヒーやお茶のカフェイン組み合わせたときに、注意力や反応時間を測る指標に違いが出るかが調べられています [3]

研究では何がわかっている?

  • お茶やL-テアニン、カフェインとの組み合わせが、健康な人の頭の働き・睡眠・気分へどう影響するかを集めて調べた研究があります [1]
  • L-テアニンと考える力との関係を集めて調べた研究では、良い可能性が示される一方、はっきり結論づけるにはさらに研究が必要とされています [2]
  • カフェインとL-テアニンの組み合わせが、注意や反応、気持ちの落ち着きと関わるという報告もあります [3]
  • 一方で、L-テアニン単独でどこまで集中を支えるかは、まだはっきりしていません。
L-テアニンは落ち着いた集中との関連が研究されていますが、単独での効果ははっきり結論づけられている段階ではありません。

取り入れ方のヒント

  • まずは緑茶を一服する習慣からでもよいでしょう。L-テアニンは玉露などに比較的多く含まれます。
  • カフェインと組み合わせる場合も、夕方以降のとりすぎは睡眠の妨げになりやすいので気をつけましょう。
  • 集中を左右するのは、まず十分な睡眠と休憩です。L-テアニンは、それを整えたうえでのひと工夫くらいに考えるとよいでしょう。