まず押さえたいポイント

GABA(ギャバ)は、脳で「ブレーキ役」として働く神経伝達物質で、発酵食品などにも含まれるアミノ酸です。 「リラックス」をうたう機能性表示食品でよく見かけますが、口からとったGABAが脳にどう届くかには議論があります

なぜ「ストレス・緊張」と関係するの?

脳には、活動を促す「アクセル」と、落ち着かせる「ブレーキ」のような仕組みがあります。 ストレスが続くとアクセルが踏まれっぱなしになり、気持ちが高ぶって落ち着きにくくなります。 GABAはこのうちブレーキ側を受け持つ物質です [2]

口からとったGABAはおもに腸で働き、神経を介して伝わって緊張を和らげると考えられているイメージ(脳の関所=血液脳関門は直接通りにくい)

ただし、口からとったGABAがそのまま脳に届くのかははっきりしていません(脳には血液脳関門という関所があります)。

研究では何がわかっている?

GABAとストレスの関係は、これまでに複数の研究が報告されています。

  • 経口でとったGABAのストレス・睡眠への影響を調べた研究では、リラックスやストレスの指標に役立つ可能性を示す報告がある一方、試験の規模や法に限界があり、評価はまだ定まっていないとされています [1]
  • GABAは食品やサプリとして広く使われており、安全性をまとめた研究でも、一般的な使い方での安全性が整理されています [3]

取り入れ方のヒント

  • 発酵食品や玄米などから食事でも少しずつとれます。サプリは製品の表示量を守りましょう。
  • 緊張を和らげたい場面で使う人がいます。カフェインふかしなど、気持ちが高ぶりやすい生活の見直しもあわせて。