まず押さえたいポイント

マグノリア樹皮は、モクレン科の木の樹皮で、東洋で「厚朴(こうぼく)」として古くから使われてきた素材です。 成分の「ホノキオール」「マグノロール」が脳の高ぶりを鎮める働きに関わるとして、ストレスとの関係が研究されてきました。 ただし、ヒトでの研究は小規模で、裏づけは限られています。

なぜ「ストレス」と関係するの?

マグノリア樹皮の成分は、脳の高ぶりを鎮める働きに関わる可能性が研究されています [3] このイメージから、ストレスとの関係が調べられてきましたが、仕組みはまだはっきりしていません。

マグノリア樹皮(ホノキオール)が脳の高ぶりを鎮める働きをめぐって研究される一方、ヒトでの研究は小規模で裏づけが限られていることを示すイメージ

研究では何がわかっている?

  • ストレスを感じている健康な女性を対象にした小規模なパイロット試験では、マグノリアとオウバクのエキスでストレスに関わる指標が和らぐとの報告があります [1]
  • 主成分の安全性を整理したレビューでは、使われ方とともに注意点が解説されています [2]
  • マグノリア樹皮(厚朴)の成分と働きを整理したレビューでも、伝統的な使われ方が解説されています [3]

「和らぐ報告はあるが、小規模なパイロット試験が中心で、裏づけは限られている」というのが現状です。

取り入れ方のヒント

  • 眠気が出ることがあり、睡眠薬・抗不安薬・お酒との併用は避け、運転前の利用も避けましょう。
  • 妊娠中・授乳中の方は利用を避けてください。長期間の利用も避けるのが無難です。
  • ストレス対策の土台は、睡眠・運動・休養を整えること。マグノリア樹皮はその補助として考えるのが現実的です。