まず押さえたいポイント

L-リジンは、体の中で作れないため食事からとる必要がある「必須アミノ酸」の一つです。 たんぱく質の材料として欠かせないほか、ストレスや不安との関連も研究されてきました。 ただし、研究はL-アルギニン組み合わせたものが中心で、規模も小さめです。

なぜ「ストレス・不安」と関係するの?

L-リジンは、気分に関わる脳の信号(セロトニン)の働きや、ストレスへの反応を左右する可能性が研究されています [3] このイメージから、不安やストレスとの関係が調べられてきました。

L-リジンが(多くはアルギニンと一緒に)ストレスに関わるホルモン(コルチゾール)や不安を和らげることが研究される一方、研究は小規模で併用が中心であることを示すイメージ

研究では何がわかっている?

  • 健康な成人を対象に、L-リジンとL-アルギニンを一緒にとった研究では、不安や安静時のコルチゾール(ストレスに関わるホルモン)が下がるとの報告があります [1]
  • 小麦にL-リジンを加えた地域で家族を調べた研究でも、不安が和らぐとの報告があります [2]
  • 動物の研究では、食事のL-リジンが足りないとストレスによる不安が強まることが示されており、リジンとストレスの関連が裏づけられています [3]

「報告はあるが、アルギニン併用が中心で、規模も小さめ」というのが現状です。

取り入れ方のヒント

  • L-リジンは普段の食事のたんぱく質から自然にとれます。
  • ストレス対策の土台は、睡眠・運動・休養を整えること。サプリはその補助として考えるのが現実的です。
  • 腎臓に病気のある方は、アミノ酸のとりすぎに注意し、利用前に医師にご相談ください。