まず押さえたいポイント

ビタミンB1(チアミン)は、糖質(炭水化物)をエネルギーに変えるのに欠かせない水溶性ビタミンです。 不足するとだるさや疲れ、脚気などにつながるため、不足を補うことが疲れ対策の要になります。 豚肉や玄米、豆類などに多く含まれます。

なぜ「疲れ・だるさ」と関係するの?

ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える反応を助ける「補酵素」として働きます [2] ビタミンB1が足りないと、糖質からエネルギーがうまく作れず、だるさや疲れにつながると考えられています [3] とくに、糖質を多くとる人やお酒をよく飲む人は不足しやすくなります。

ビタミンB1が、糖質をエネルギーに変える反応を助ける補酵素として働き、不足するとだるさや疲れにつながることを示すイメージ

研究では何がわかっている?

  • 持続する強い疲れのある人を対象にした研究では、高用量のビタミンB1で疲れが和らぐとの報告があります [1]
  • ビタミンB1の働きを整理したレビューでは、糖質をエネルギーに変えるのに欠かせず、不足するとさまざまな不調につながることが解説されています [2]
  • ビタミンB1が不足したときの影響を整理したレビューでも、不足するとだるさや神経の不調につながることが解説されています [3]

「不足を補うことが要で、足りている人での上乗せははっきりしない」というのが現状です。

取り入れ方のヒント

  • ビタミンB1は、まず豚肉・玄米・豆類などの食事からとるのが基本です。精製した白米中心の食事では不足しやすくなります。
  • お酒をよく飲む方は不足しやすくなります。強いだるさ・しびれ・物忘れなどがあるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。
  • 疲れが強い・長く続くときは、別の原因のこともあるため医療機関にご相談ください。