まず押さえたいポイント

L-カルニチンは、体の中で脂肪をエネルギーに変えるときの「運搬役」となる成分です。 疲労との関係で研究されていますが、役立つ可能性が報告されているのはおもに高齢者や特定の状態で、 健康な人の日常の疲れへの効果は限定的です

なぜ「疲れ・だるさ」と関係するの?

L-カルニチンは、脂肪を細胞の「発電所」ミトコンドリアへ運び、エネルギーに変えるのを助けます。 体を動かすエネルギーづくりに関わるため、疲労との関係が研究されてきました。

L-カルニチンが脂肪をミトコンドリアへ運びエネルギーに変えるのを助け、疲労との関係が研究されている(とくに高齢者)イメージ

研究では何がわかっている?

  • 100歳前後の高齢者を対象にした研究では、L-カルニチンをとった群で体や心の疲れの程度が下がったと報告されています [1]
  • 一方、強い疲労が続く状態(慢性疲労症候群など)へのサプリを調べた研究では、評価はまだ定まっていないとされています [2]
  • 肝臓の病気にともなう疲れでも、アセチル-L-カルニチンで疲労の指標が下がったと報告されています(特定の病気の人が対象) [3]

研究はおもに高齢者や特定の状態が対象で、健康な人の日常の疲れに当てはめられるかは限定的です。

取り入れ方のヒント

  • まずは食事(赤身肉など)から取り入れられます。
  • ダイエット目的での効果は、研究でははっきりしていません。