まず押さえたいポイント

PQQ(ピロロキノリンキノン)は、納豆や緑茶などに微量に含まれる成分です。 体のエネルギーを作るミトコンドリアや、抗酸化との関連で注目され、疲れとの関係が研究されてきました。 ただし、ヒトでの裏づけはまだ限られています。

なぜ「疲れ」と関係するの?

細胞の中には、エネルギーを作る工場のような「ミトコンドリア」があります。 PQQは、このミトコンドリアの働きや、細胞を守る抗酸化に関わる可能性が研究されており [2] このイメージから疲れとの関係が調べられてきました。

PQQが細胞のエネルギー工場(ミトコンドリア)や抗酸化に関わる可能性が研究される一方、疲れへのヒトでの裏づけは限られていることを示すイメージ

研究では何がわかっている?

  • 健康な大人を対象にした小規模な研究では、PQQをとったグループで、ストレス・疲れ・睡眠の一部の指標が良い変化と関係すると報告されています [1]
  • PQQが体の中でミトコンドリアや抗酸化にどう働くかを整理した研究もあります [2]
  • 激しい運動のあとの体の感じ方について、PQQと、体のエネルギー作りに関わる成分NMN合わせてとった研究もあります [3]

「仕組みの面では注目されるが、疲れへのヒトでの裏づけはまだ限られ、小規模な研究が中心」というのが現状です。

取り入れ方のヒント

  • 研究では1日20mg程度が使われますが、CoQ10(体のエネルギー作りに関わる成分)やNMNなど、ほかの成分と一緒に使われることも多い成分です。