まず押さえたいポイント

「風邪にはビタミンC」とよく言われますが、実際の研究はもう少し慎重です。 ビタミンCは免疫や肌・粘膜の土台づくりを支える栄養素で、不足しないようにしておくことが大切、というのが基本の考え方です。

なぜ「免疫」と関係するの?

ビタミンCは、体の守りをいくつかの面から支えると考えられています。

  • 細菌やウイルスと戦う免疫細胞の働きを助ける
  • 抗酸化として、戦いで生じる“サビ(活性酸素)”をおさえる
  • 肌や粘膜のバリアの材料(コラーゲン)づくりに関わる
ビタミンCが免疫細胞・抗酸化・バリアの面から体の守りを支えるイメージ

つまりビタミンCは、「戦う力」と「入り口を守る壁」の両方に関わっています。

研究では何がわかっている?

  • ビタミンCの必要量や、不足が呼吸器感染の重さに関わりうることを、過去の比較試験をもとに論じた報告があります [1]

取り入れ方のヒント

  • ピーマン・ブロッコリー・キウイ・柑橘類など、野菜・果物からこまめにとるのが基本です。
  • 水にとけやすく熱に弱いので、生で食べたり加熱を短めにしたりすると無駄になりにくいです。
  • 一度に多くとっても余りは尿に出ます。まとめ飲みより、毎日少しずつのほうが理にかないます。