まず押さえたいポイント

ビタミンCは、肌の弾力を作るコラーゲンを組み立てる工程を助ける栄養素です。 不足するとこの工程が滞るため、肌の土台づくりに欠かせません。 一方で、足りている人がサプリで多くとって肌のハリが増す、という裏づけは今のところ限られています

なぜ「肌の弾力・ハリ」と関係するの?

肌のハリは、真皮にあるコラーゲンという繊維が支えています。 このコラーゲンを組み立てるとき、ビタミンCは作業を助ける道具(補酵素)の役割をはたします。 道具が足りないと、しっかりした繊維が作りにくくなります。

ビタミンCがコラーゲンを組み立てる工程を助け、肌の表面のバリアや酸化ダメージからの守りにも関わるイメージ

材料になるたんぱく質があっても、ビタミンCという道具がそろってはじめて組み上がる、というイメージです。

研究では何がわかっている?

  • 肌でのビタミンCの役割を整理した研究では、コラーゲンづくりを助ける補酵素として、また抗酸化として紫外線などの酸化ダメージから守る面が解説されています [1]
  • ビタミンCなどを配合した塗るタイプの製品を、同じ人の顔の左右で比べた研究では、塗る使い方で肌の明るさやハリの指標に前向きな結果が報告されています [2] これは塗るタイプで、飲むタイプとは使い方が異なります。

肌を対象にした研究の多くは塗るタイプで、普段足りている量にさらに上乗せして飲む効果は、まだはっきりしていません。

取り入れ方のヒント

  • まずは食事から。赤や黄のパプリカ、ブロッコリー、キウイ、柑橘などに多く含まれます。
  • 水にとけやすく熱に弱いので、生で食べる・加熱は短めにするととりやすいです。
  • コラーゲンの材料になるたんぱく質といっしょにとると、肌の土台づくりという面で理にかないます。