まず押さえたいポイント

おなかの(腸内環境)は、体の防御の仕組み(免疫)と深くつながっているとされ、プロバイオティクスがその一つとして研究されています。 ただし菌の種類や人によって結果はばらつきが大きいのが現状です。

なぜ「免疫」と関係するの?

免疫細胞の多くは、腸のまわりに集まっています。おなかの菌のバランスが整っていることは、免疫が落ち着いて働くための土台のひとつ。これが、腸と免疫が深く結びつくといわれる理由です。

プロバイオティクス(乳酸菌・ビフィズス菌など)は、この腸内環境を通じて免疫の維持を支えると報告されています [1]

おなかの菌のバランスが免疫の働きの土台に関わるイメージ

とえるなら、体を守るチームの“本拠地”である腸を整えて、守りの足場をしっかりさせる——そんなイメージです。

研究では何がわかっている?

  • 成人の呼吸器感染の予防が期待される栄養素を比べた研究で、プロバイオティクスが取り上げられています [1]
  • 上気道の不調などに対するプロバイオティクスをまとめた研究もありますが、研究ごとのばらつきが大きく、効果はまだはっきりしないと整理されています [2]

取り入れ方のヒント

  • 食品では、ヨーグルトや乳酸菌飲料、納豆・みそなどの発酵食品から取り入れられます。
  • 菌の種類によって報告は異なります。合うかどうかには個人差があるため、一定期間ようすをみるとよいでしょう。