まず押さえたいポイント

ビタミンDは「骨の栄養」というイメージが強いですが、実は免疫の働きを整える役割でも研究が進んでいます 日光を浴びると体内でも作られますが、屋内中心の生活では不足しがち。 不足を補って体の守りの土台を整える、という考え方の栄養素です。

なぜ「免疫」と関係するの?

体を守る免疫は、いわば「見回りと出動をこなす警備チーム」。ビタミンDは、この警備チームが うまく働くための“調整役”として関わると考えられています [1] 具体的には、

  • 体内で細菌をやっつける物質(抗菌ペプチド)を作るのを後押し
  • どや鼻などの粘膜のバリアを保つ
  • 必要以上に暴れすぎないよう、反応の行きすぎを抑える
ビタミンDが免疫の現場を整え、体を守る力を後押しするイメージ

つまり「やっつける力」と「暴走させない調整」の両面に関わる、バランス役のようなイメージです。

研究では何がわかっている?

  • ビタミンDが免疫にどう関わるか(抗菌物質づくりや免疫細胞の調整など)を整理した研究があります [1]
  • 子どもを対象にした観察研究では、ビタミンDが低い人で感染が多い傾向が報告されています [2]