まず押さえたいポイント

ベータグルカンは食物繊維仲間ですが、免疫の研究で使われるのは主に 酵母やきのこ由来タイプです(コレステロールで注目される大麦・オーツ麦とは、 同じ「ベータグルカン」でも種類が少し違います)。 体の防御との関係が研究されていますが、人での研究はまだ限られています。

なぜ「免疫」と関係するの?

体の免疫を担う細胞には、異物の特徴を見分ける「センサー」のような仕組みがあります。 酵母・きのこのベータグルカンは、このセンサーに認識されやすい形をしていて、 体の防御を後押しすると考えられています。

酵母・きのこのベータグルカンを免疫細胞のセンサーが認識し、体の防御を後押しするとされるイメージ

研究では何がわかっている?

ベータグルカンと免疫の関係は、これまでに研究が報告されています。

  • 酵母由来のベータグルカンと体の防御(免疫)の働きとの関係を調べた研究が報告されています [1]
  • ベータグルカンが免疫細胞にどのように認識されて働きかけるかを整理した研究もあります [2]

人での研究はまだ限られます。 睡眠・食事・手洗いといった基本とあわせて考えるのが現実的です。

取り入れ方のヒント

  • 酵母・きのこ・大麦などに含まれます。きのこ類を普段の食事に取り入れるのは手軽な方法です。
  • サプリを選ぶときは、ラベルにある摂取量の目安にしたがいましょう。
  • 体の防御は、栄養だけでなく睡眠・運動・手洗いなどの生活習慣に支えられています。