まず押さえたいポイント

ほてり・のぼせ・気分のゆらぎ——更年期の不調の背景には、女性ホルモン(エストロゲン)が 減っていく変化があります。大豆イソフラボンは、このエストロゲンに構造が似ていることから 更年期との関係が長く研究されてきました。

なぜ「更年期の不調」と関わるの?

エストロゲンは、体のあちこちにある“鍵穴”にはまって指令を伝える「鍵」のような役割をしています。 更年期にこのホルモンが減ると、体温の調節などのバランスが乱れ、ほてりなどにつながると考えられています。 大豆イソフラボンは構造がエストロゲンに似ているため、その減少にともなうゆらぎに、 ゆるやかに関わると考えられています。

大豆イソフラボンが、減っていくエストロゲンに似たかたちで、ゆらぎにそっと関わるイメージ

イメージは、いつもの“鍵(エストロゲン)”が減ったとき、形の似た“合鍵”がそっと添うような関わりです。

研究では何がわかっている?

  • 更年期前後の女性を対象にした研究では、大豆イソフラボンで ほてり・のぼせの回数や強さを測る指標が下がるかが調べられています [1]
  • 大豆イソフラボンを含む植物性エストロゲン全体でも、同じ指標がどう変わるかが研究されています [2]

イソフラボンは腸内細菌によってエクオール」という物質に変わることがあり、 これを作れる人と作りにくい人がいます。同じ量でも感じ方に個人差が出る一因とされています。