まず押さえたいポイント

ガンマオリザノール(γオリザノール)は、米ぬかに多く含まれる成分です。 日本では、自律神経の乱れや更年期の不調に対して、古くから使われてきた経緯があります [1] 研究では更年期症状が和らぐとの報告もありますが、その多くはホルモン薬と組み合わせたものです [2]

米ぬか由来のガンマオリザノールが、日本で自律神経の乱れや更年期の不調に古くから使われてきたこと、更年期の研究はホルモン薬と併用したものが中心で単独の裏づけは限定的であることを示すイメージ

なぜ「更年期・自律神経」と関係するといわれるの?

更年期は、女性ホルモンのゆらぎとともに、体温や気分を調整している自律神経のバランスもくずれやすい時期です。 ガンマオリザノールは、日本ではこの自律神経の働きをととのえるものとして使われてきました [1] ただし、なぜ症状が和らぐのか、その仕組みのすべてが解明されているわけではありません。

研究では何がわかっている?

  • ガンマオリザノールは、更年期の不快な症状を和らげる働きが研究されてきたと整理されています [1]
  • 更年期前後の不調がある女性119人を対象にした研究では、ガンマオリザノールをホルモン薬(フェモストン)と組み合わせると、症状が良い方変化したと報告されています [2] ただしホルモン薬と併用しているため、この成分だけの効果は取り出しにくい点に注意が必要です。
  • 米ぬか由来の成分として、体内でのさまざまな働きが幅広く調べられています [3]
「日本で古くから使われてきたが、ガンマオリザノール単独での裏づけは限定的」というのが現状です。

取り入れ方のヒント

  • つらい更年期の症状や自律神経の乱れは、自己判断でサプリにたよる前に、まず医療機関に相談しましょう。
  • ガンマオリザノールは補助のひとつとして、製品の表示量を守りながらおだやかに続けるのが現実的です。
  • 変化はゆっくりで、合う・合わないにも幅があります。