まず押さえたいポイント

クルクミンは、ウコン(ターメリック)の黄色い色のもとになる成分です。 お酒の席のイメージが強い成分ですが、肝臓に関する研究の多くは、じつは「お酒とは関係ない脂肪肝(非アルコール性)」を対象にしています [1] お酒による肝臓への直接の裏づけは、まだ限定的です。

クルクミン(ウコンの黄色い成分)が体の炎症や酸化のストレスに関わると研究され、お酒とは関係ない脂肪肝(非アルコール性)の研究が中心であること、お酒による肝臓への直接の裏づけは限定的で、お酒は適量が基本であることを示すイメージ

なぜ「お酒・肝臓ケア」と関係するの?

クルクミンは、体の炎症や酸化のストレスを和らげることに関わると研究されています。 その流れで、肝臓に脂肪がたまる「脂肪肝」との関連が調べられてきました。 ただし、その研究の多くは「お酒とは関係ない脂肪肝(非アルコール性)」が対象で、お酒による肝障害そのものを調べたものは限られます [2]

研究では何がわかっている?

  • お酒とは関係ない脂肪肝のある人にクルクミンをとってもらった研究では、肝臓の数値の変化が検討されています [1]
  • 吸収を高めたクルクミンで、肝臓の脂肪や状態への影響を調べた研究もあります [2]
  • 体の炎症の目安や肝臓の状態との関係を調べた研究もあります [3]
  • 一方で、いずれも「お酒とは関係ない脂肪肝」が中心で、お酒による肝臓への直接の裏づけは限定的です。クルクミンは吸収されにくい点にも注意が必要です。
ウコンの肝臓研究の多くは「お酒とは関係ない脂肪肝」が対象で、お酒による肝臓への裏づけは限定的です。飲む口実にはなりません。

取り入れ方のヒント

  • 肝臓をいちばん守るのは、飲む量を控えめにして、お酒を休む日を作ることです。クルクミンはその代わりにはなりません。
  • クルクミンは吸収されにくく、製品により量もまちまちです。表示量を守りましょう。
  • 胆石のある方・肝臓の治療中の方・不足が気になる方などは、自己判断にせず、まず医師に相談してください。