まず押さえたいポイント

マグネシウムは、骨や神経などに関わるミネラルですが、お通じとの関係でも知られています。 とくに「酸化マグネシウム」は、腸の中で水を引き込み、便に水分を含ませてやわらかくするように働きます [1] 便の状態が良くなったという報告がある一方、使いすぎや腎臓への注意も大切です。

マグネシウム(とくに酸化マグネシウム)が腸の中で水を引き込み、便に水分を含ませてやわらかくするように働くこと(浸透圧の働き)、お通じが出やすくなることが研究されている一方、腎臓の働きが低下した人では体にたまる心配があり注意が必要なことを示すイメージ

なぜ「便秘・お通じ」と関係するの?

便がかたくなると、出にくくなります。 マグネシウムは、腸の中で水を保つ性質があり、便に水分を含ませてやわらかくします(浸透圧の働き)。 これにより、便が出やすくなるように働くと考えられ、お通じをめぐって研究が進んでいます [2]

研究では何がわかっている?

  • マグネシウムを多く含む水をとった研究では、便のかたさやお通じの習慣が良くなることが報告されています [1]
  • 痛み止めによる便秘に対して、酸化マグネシウムが使われ、お通じへの影響が調べられています [2]
  • 一方で、マグネシウムは腎臓の働きが低下した人で体にたまりやすく、注意が必要です。
腎臓の働きが低下した方は、マグネシウムが体にたまる心配があるため、使う前に医師・薬剤師に相談してください。

取り入れ方のヒント

  • お通じの基本は、水分・食物繊維・運動です。マグネシウムに頼りきりにしないようにしましょう。
  • 便秘対策に使われる酸化マグネシウムは市販薬としても扱われています。続けて使うときや量が増えるときは、医師・薬剤師に相談してください。
  • 腎臓に持病がある方・高齢の・ほかの薬を飲んでいる方は、とくに注意が必要です。