まず押さえたいポイント

L-アルギニンは、肉や大豆製品などに含まれるアミノ酸で、体の中で「一酸化窒素(NO)」のもとになります。 一酸化窒素は血管をゆるめてひろげる合図になるため、血流や活力について研究されてきました。

なぜ「活力・スタミナ」と関係するの?

アルギニンから一酸化窒素ができると、血管がひろがって血液が流れやすくなるように働きます。 血のめぐりは体の元気さにも関わるため、活力・スタミナの目的で使われてきました。

L-アルギニンが体内で一酸化窒素(NO)になり、血管をゆるめてひろげ、血流を後押しする働きが研究されているイメージ

研究では何がわかっている?

  • 若い男性を対象にした研究では、飲むアルギニンで短期的に血管の広がりや一酸化窒素が増える変化と関係すると報告されています [1]
  • 一方、アルギニンと運動のパフォーマンスの関係を調べた研究では、効果は限定的で一定しないと整理されています [2]
  • 飲んだアルギニンは体内で壊れやすいため、シトルリン(体内でアルギニンに変わるアミノ酸)と組み合わせて使われることもあります [3]

「血流に関する報告はあるが、活力そのものへの効果ははっきりしない」というのが今のところの見え方です。

取り入れ方のヒント

  • 活力の土台は、睡眠・運動・食事を整えること。アルギニンはその補助として考えるのが現実的です。
  • 研究では1日3〜9g程度が使われますが、量が多いとお腹がゆるくなることがあります。