まず押さえたいポイント

消化性デキストリンは、とうもろこしなどのでんぷんから作られる水溶性食物繊維です。 腸の中でゲルのようになり、食後の糖や脂肪の吸収をゆるやかにする向で研究されています。

なぜ「糖・脂肪の吸収」と関係するの?

水溶性食物繊維は、水を含むとゲルのようにとろみがつきます。 このゲルが腸の中で糖や脂肪を包み込むように通すため、吸収のスピードがゆるやかになると考えられています。 急に上がりがちな食後の糖の「山」を、なだらかにする向で働くとされています。

難消化性デキストリンが腸の中でゲルになり、糖・脂肪の吸収をゆるやかにするとされるイメージ 腸のチューブの中央に水溶性食物繊維のゲルがあり、左から入った糖・脂肪のつぶが、ゲルを通ってゆっくり吸収されるようすをやさしく描いた図。 難消化性デキストリンは腸の中でゲルになり、糖・脂肪の吸収をゆるやかにするとされる 食物繊維がゲルに 食事の糖・脂肪 ゆっくり吸収 糖・脂肪の吸収をゆるやかにし、お通じを整える方向で研究

研究では何がわかっている?

  • 消化性デキストリンを用いた比較試験を2型糖尿病の人でまとめた研究では、食後血糖の上がり方を測る指標が低くなるかが検討されています [1]
  • 別の研究でも、食後血糖の上がり方やピークを抑えられるかが検討されています [2]

働きはおだやかで、食事と運動の補助という位置づけです

取り入れ方のヒント

  • 研究では食事とともに5g前後を用いた例が多くみられます。
  • 量を一度に増やすとお腹が張ることがあるため、少しずつ慣らします。
  • 薬の吸収を遅らせたり、効き方を変えたりする可能性があるため、薬とは時間をずらすと安心です。
  • まずは野菜や全粒の穀物など、食事の食物繊維増やすのが基本です。