まず押さえたいポイント

ビルベリーは、青紫色の色素「アントシアニン」を多く含むベリーで、ブルーベリーの近縁です。 目の疲れの目的でとくに日本で人気がありますが、「夜間視力が良くなる」という有名な話には裏づけがなく、目の疲れでは小規模な報告がある、というのが実際のところです。

なぜ「目の疲れ」と関係するの?

ビルベリーに多いアントシアニンは、目のピント調整や、目の血のめぐりに関わる可能性が研究されています。 このイメージから、目の疲れとの関係が調べられてきました。

ビルベリーのアントシアニンが目のピント調整を支える可能性が研究され、目の疲れでは小規模な報告がある一方、夜間視力の俗説には裏づけがないことを示すイメージ

研究では何がわかっている?

  • ビルベリーのアントシアニンが夜間視力を良くするかを集めて整理した研究では、健康な人で夜間視力が良くなる裏づけは見当たらなかったと報告されています [1]
  • 一方、ビルベリーのエキスを12週間とった研究では、目のピント調整に関わる一部の指標で良い変化と関係すると報告されています [2]
  • パソコン作業で目が疲れやすい人を対象にした研究でも、目の疲れが和らぐ変化と関係すると報告されています [3]

「夜目が利くという俗説には裏づけがないが、目の疲れでは小規模な報告がある」というのが現状です。

取り入れ方のヒント

  • 「夜目が利く」といった話には期待しすぎず、目の疲れの一手段として考えるのが現実的です。
  • 目の疲れには、画面との距離・休憩・明るさの工夫もあわせて考えるのが現実的です。