まず押さえたいポイント

シトルリンは、スイカなどに多いアミノ酸の一種で、体の中で血管を広げる「一酸化窒素」のもとになります。 このため、血管のしなやかさや血流との関係で研究されていますが、冷え」そのものへの裏づけはまだこれからの段階です。

なぜ「冷え・血流」と関係するの?

手足の冷えには、末梢(手足の先)の血流が関わることがあります。 シトルリンは体の中で一酸化窒素のもとになり、血管を広げて血流を後押しする働きが研究されてきました [1]

シトルリンが体の中で一酸化窒素のもとになり、血管を広げて血流を後押しする働きが研究されているイメージ

研究では何がわかっている?

  • 高年を対象に、シトルリンやスイカをとった研究をまとめた分析では、血管のしなやかさや血管の内側の働き(血流に関わる)の面で良い変化と関係する可能性が示されています [1]
  • 寒い環境では血管が縮んで血圧が上がりやすいことに着目した研究をまとめた分析では、シトルリンが血圧の面で良い変化と関係する可能性が示されています [2]
  • 閉経後の女性を対象に、血管・筋肉・代謝への影響を整理した研究もあります [3]

血流や血管をめぐる前向きな報告はありますが、「冷えが軽くなる」とまで言える段階ではありません。

取り入れ方のヒント

  • スイカなど、普段の食事からもとれる成分です。
  • 冷え対策としては、運動・入浴・服装など体を温める習慣もあわせて大切です。