まず押さえたいポイント

ヒハツ(ロングペッパー)は、こしょうの仲間の香辛料で、辛味成分ピペリンを含みます。沖縄では「ピパーチ」とも呼ばれます。 伝統的に体を温める目的で使われ、冷えをめぐって注目されてきましたが、ヒトでのしっかりした裏づけは限られています。

なぜ冷え」と関係するの?

ヒハツに含まれるピペリンは、血流や代謝に関わる可能性が研究されています [3] 体を温める伝統的な使われ方 [1] あわせて、冷えとの関係が注目されてきました。

ヒハツの辛味成分ピペリンが血流に関わる可能性が研究され、伝統的に体を温める目的で使われる一方、冷えへのヒトの裏づけは限られることを示すイメージ

研究では何がわかっている?

  • ヒハツ(Piper longum)の伝統的な使われ方成分を整理した研究では、体を温める目的などで古くから使われてきたことが解説されています [1]
  • 辛味成分ピペリンをレスベラトロール(赤ワインなどに含まれる成分)と合わせてとった研究では、脳の血流などへの影響が調べられ、ピペリンが血流に関わる可能性が示されています [2]
  • ピペリンの体での働きを整理した研究では、血流や代謝に関わる可能性が解説されています [3]

「伝統的に体を温める使われ方や、ピペリンが血流に関わる研究はあるが、冷えへのヒトの裏づけはこれから」というのが現状です。

取り入れ方のヒント

  • 香辛料として料理に取り入れやすい一方、辛味が強いため胃腸が弱い方は刺激になることがあります。
  • 冷えの対策は、運動や入浴、衣類の工夫もあわせて考えるのが現実的です。