まず押さえたいポイント

ヘスペリジンは、みかんなど柑橘類の皮や白いすじに多く含まれるポリフェノール(フラボノイド)です。 血管をひろげる働きに関わるとして、冷えや末梢の血のめぐりとの関連で研究されてきました。 果肉だけでは多くとりにくいため、研究では吸収を高めた「糖転移ヘスペリジン」がよく使われます。

なぜ冷え」と関係するの?

ヘスペリジンは、血管をゆるめる合図(一酸化窒素)に関わることが研究されています [3] 血管がひろがると血のめぐりがよくなり、手足の温かさにも関わるため、冷えとの関係が調べられてきました。

ヘスペリジン(柑橘ポリフェノール)が血管をひろげる働きに関わり、冷たい刺激での冷えの感覚が和らぐことが研究される一方、研究は小規模であることを示すイメージ

研究では何がわかっている?

  • 健康な人を対象にした研究では、ヘスペリジン(吸収を高めた形)をとると、冷たい刺激での冷たい』という感覚が和らぐとの報告があります [1]
  • 別の研究では、ヘスペリジンがリンパの流れに関わることも示されています [2]
  • 血管の内側の働きを調べた研究でも、ヘスペリジンが血管をゆるめる合図(一酸化窒素)に関わるとの報告があります [3]

「血のめぐりや冷えの感覚に関わる報告はあるが、研究は小規模」というのが現状です。

取り入れ方のヒント

  • ヘスペリジンは柑橘の皮や白いすじに多く、果肉だけでは多くとりにくい成分です。
  • 冷え対策の土台は、体を動かす温める食事を整えること。ヘスペリジンはその補助として考えるのが現実的です。
  • 血圧を下げる薬を使う方は、利用前に医師にご相談ください。