まず押さえたいポイント

カルシウムは骨のイメージが強いですが、じつは筋肉が力を出す仕組みにも関わるミネラルです。 不足は筋肉の衰えと関連すると報告されていますが、筋力や体の動き(ロコモ)の土台は、運動と食事全体です カルシウムだけで筋力が上がるという単純なものではありません。

なぜ「筋力・体の動き」と関係するの?

筋肉が縮んで力を出すとき、その引き金(信号)にカルシウムが関わっています。 また、丈夫な骨は体を支え、動きの土台になります。 こうしたことから、カルシウムは筋肉と骨の両面で、体の動きを支える成分と考えられています。

カルシウムが筋肉の収縮の信号と丈夫な骨の両面で、体の動きを支えるとされるイメージ

研究では何がわかっている?

  • カルシウムをはじめとするミネラルが、高齢者の筋肉量・筋力・体の動きにどう影響するかを調べた研究では、ミネラルの不足と筋肉の衰えとの関連に注目しています [1]
  • 加齢にともなう筋肉の衰え(サルコペニア)の対策を調べた研究では、運動が筋肉量・筋機能によい影響を与えると報告されています [2] 運動と栄養を組み合わせて取り組む大切さも整理されています [3]

ポイントは、カルシウムは大事な一部で、体の動きの主役は運動という点です。

取り入れ方のヒント

  • 牛乳・乳製品、小魚、大豆製品、青菜などからとれます。
  • サプリでの大量摂取は必要ありません。食事を基本に、不足が気になる場合に補う程度が目安です。