まず押さえたいポイント

メリロート(セイヨウエビラハギ)は、ヨーロッパで古くから使われてきたマメ科の植物で、「クマリン」という成分を含みます。 伝統的に脚のむくみや静脈の不調の目的で使われ、和らぐとの報告がありますが、複数の成分を合わせた研究が中心です。

なぜ「脚のむくみ」と関係するの?

脚のむくみには、静脈やリンパの流れがとどこおって水分がたまることが関係します。 メリロートは、こうした流れやむくみとの関連が調べられてきました [3]

メリロートが静脈やリンパの流れ・むくみをめぐって研究される一方、ヒトでの研究は複数成分を合わせたものが中心であることを示すイメージ

研究では何がわかっている?

  • 脚や腕のむく(リンパ浮腫)に対して、メリロート・ルチン・ブロメラインを合わせたものを調べた研究では、むくみが和らぐとの報告があります [1]
  • 手術後のむくみに対して、メリロートのエキスを調べた研究でも、むくみが和らぐ変化と関係すると報告されています [2]

ヒトでの研究はほかの成分と合わせたものが中心で、メリロート単独の裏づけは限られています。

取り入れ方のヒント

  • メリロートに含まれるクマリンは、量が多いと肝機能の異常や肝障害につながる可能性が指摘されています [4] とりすぎは避けましょう。
  • 立ちっぱなしを避け、適度に歩く・脚を上げて休むといったケアとあわせて考えましょう。