まず押さえたいポイント

EAA(必須アミノ酸)は、体の中で作れず食事からとる必要がある9種類のアミノ酸をまとめたものです。 筋肉のたんぱく質の材料がそろうため、筋トレと合わせて筋肉づくりとの関係で研究されてきました。 よく知られるBCAA」は必須アミノ酸のうち3種類で、EAAは9種類すべてを含むため、材料がより網羅的にそろいます。

なぜ「筋肉づくり」と関係するの?

必須アミノ酸は、筋肉のたんぱく質の材料になります。 さらに、運動のあとに必須アミノ酸(とくにロイシン)をとると、筋肉でたんぱく質を作るスイッチが入り、筋たんぱくの合成が高まると研究されています [3] いわば、材料と「作るきっかけ」の両方の役わりです。

必須アミノ酸(EAA)が筋肉のたんぱく質の材料になり、運動のあとに筋たんぱくを作るスイッチを入れて、筋トレと合わせて筋肉づくりを後押しすることが研究されていることを示すイメージ

研究では何がわかっている?

  • 高齢者の筋肉の衰え(サルコペニア)に対して、筋トレとアミノ酸のサプリを合わせた研究を集めて解析した研究では、筋肉量や力が保たれるとの報告があると整理されています [1]
  • 高齢の女性を対象にした研究でも、筋トレと必須アミノ酸を合わせると筋肉の働きが良い方変化したと報告されています [2]
  • 運動のあとに必須アミノ酸(とくにロイシン)をとると、筋たんぱくの合成が高まることも示されています [3]

「筋トレと合わせると後押しする報告があるが、サプリだけで筋肉はつかない」というのが現状です。

取り入れ方のヒント

  • サプリだけで筋肉はつきません。筋トレと合わせることが前提です。
  • 必須アミノ酸は肉・魚・卵・大豆製品などの食事からもとれます。まずは食事が基本です。
  • 腎臓・肝臓に病気のある方は、アミノ酸のとりすぎに注意し、利用前に医師にご相談ください。