まず押さえたいポイント

HMBは、筋肉づくりに関わるアミノ酸ロイシンが体内で変化してできる成分で、筋肉の分解を抑える働きが研究されています。 とくに高齢者の筋力維持で注目されていますが、運動にHMBを加えることの上乗せ効果は、研究でもはっきりしていません。

なぜ「筋肉」と関係するの?

HMBは、ロイシンの働きの一部を担い、筋肉が分解されるのを抑えるように働くと考えられています。 このイメージから、筋肉量や筋力の維持との関係が研究されてきました。

HMBが筋肉の分解を抑える働きを支える一方、運動への上乗せ効果は研究でもはっきりしないことを示すイメージ

研究では何がわかっている?

  • 高齢者で、筋トレにHMBを加えた場合と運動だけの場合を比べた研究をまとめた分析では、筋肉の質や体の機能への上乗せ効果ははっきりした結論が出ていないと整理されています [1]
  • 高齢者の筋肉の衰え(サルコペニア)への効果を集めた研究でも、一定の可能性はあるものの評価は定まっていないとまとめられています [2]
  • 筋トレにHMBを加えることの追加の効果を調べた研究でも、体組成や筋肉への上乗せははっきりしないと報告されています [3]

取り入れ方のヒント

  • まずは筋トレなどの運動が土台です。HMBはそこに足す補助的なものと考えましょう。
  • 研究では1日1.5〜3g程度が、運動とあわせて使われています。製品の表示量を守りましょう。