まず押さえたいポイント

セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)は、黄色い花のハーブで、欧米では古くから気分に関わる目的で使われてきました。 気分の落ち込みとの関係で比較的しっかり研究されていますが、多くの薬の効きめを弱める重大な飲み合わせあり、ここがいちばんの注意点です。

「気分」と関係するの?

セントジョーンズワートは、気分に関わる脳内の物質のバランスに働きかけると研究されてきました。 このため、気分の落ち込みとの関係が調べられてきました。

セントジョーンズワートが気分に関わる脳内の物質に働きかけると研究される一方、多くの薬の効きめを弱める飲み合わせに注意が必要なことを示すイメージ

研究では何がわかっている?

  • 気分の落ち込みへの働きを調べた古典的な研究では、見せかけの薬より良い変化と関係し、副作用は一般的な薬より少ない傾向が示されました [1]
  • 近年の研究をまとめた分析では、軽度〜中程度では一般的な薬と同じくらいの変化と関係し、やめる人も少ない傾向が示されています [2]
  • ただし、ハーブ全般を整理した研究では、役立つ可能性が示される一方で、薬との飲み合わせ(相互作用)に注意が必要と述べられています [3]

立つ可能性は比較的しっかりしている成分ですが、安全に使えるかは「飲み合わせ」次第です。

取り入れ方のヒント

  • 強い気分の落ち込みが続く場合は、自己判断でサプリに頼らず、まず医療機関を受診しましょう。
  • 規則正しい生活や日光を浴びること、相談できる相手をもつことも、気分を支える土台になります。