まず押さえたいポイント

共役リノール酸(CLA)は、牛肉や乳製品に含まれる脂肪酸の一種です。 体脂肪との関係が研究されていますが、報告される効果は小さめで、幅があります。 サプリだけで体重が減るわけではなく、食事と運動が土台です。

なぜ「体脂肪」と関係するの?

CLAは、脂肪をためる細胞の働きや、脂肪を新しく作る酵素の働きを弱める可能性が調べられています。 脂肪が新しく作られる工程を抑える向や、体組成(体脂肪の割合)に関わる向で調べられていますが、仕組みはまだ完全に分かっていません。

共役リノール酸(CLA)が、脂肪細胞で脂肪をためる・新しく作るはたらきに関わるとされるイメージ(効果は小さめ) 脂肪細胞の中の脂肪のしずくに、CLAが関わるようすをやさしく描いた図。効果は小さめである点も示す。 CLAは脂肪細胞の「ためる・作る」はたらきに関わるとされる 脂肪細胞 CLA (脂肪酸) 脂肪をためる・作る工程に関わるとされる(数値としての効果は小さめ)

研究では何がわかっている?

  • 多くの比較試験(計約4000人)をまとめた研究では、CLAと体格・体組成の指標との前向きな関連が示される一方、効果は小さめだとされています [1]
  • 体脂肪が多めの成人で、CLAと脂肪が新しく作られる働きとの関係を調べた研究もあります [2]

数値としての差は小さいとされています。

取り入れ方のヒント

  • まずは食事の見直しと運動が土台です。CLAはそのうえの補助と考えます。
  • 大量にとるとお腹の不快感が出ることがあるため、製品の目安量を守ります。
  • 妊娠・授乳中の方、持病があり薬を飲んでいる方は、事前に医師へ相談してください。