まず押さえたいポイント

カフェインは、コーヒーや茶に含まれる身近な成分です。 一時的に代謝(エネルギーの消費)を上げ、運動時に脂肪をエネルギーとして使う方向で研究されています。 ただしサプリだけで体重が減るわけではなく、運動とあわせて考える成分です。

なぜ「体脂肪・代謝」と関係するの?

カフェインには、体を活動モードに切りかえる神経の働きを後押しする性質があります。 これにより一時的に代謝が上がり、とくに運動中に、たくわえた脂肪をエネルギーとして使う量が増える向で研究されています。

カフェインが一時的に代謝を上げ、運動とあわせて脂肪をエネルギーとして使う方向ではたらくとされるイメージ たくわえた脂肪が、カフェインと運動によってエネルギーとして使われる方向を、やさしく描いた図。運動が前提であることを示す。 カフェインは「運動とあわせて」脂肪をエネルギーに使う方向とされる たくわえた脂肪 C カフェイン 運動 (前提) エネルギーに 代謝を一時的に上げ、運動時に脂肪が使われやすい状態を後押しするとされる

つまり「運動と組み合わせたときに、脂肪が使われやすい状態を後押しする」というイメージです。

研究では何がわかっている?

  • 太りぎみの女子学生で、運動中のカフェインの量と、脂肪をエネルギーに使う(脂肪酸化)との関係を調べた研究があります [1]
  • カフェインを含む飲料が、消費エネルギーや脂肪酸化にどう影響するかを調べた研究もあります [2]

効果は一時的なものとされています。

取り入れ方のヒント

  • 運動前にとる研究が多くみられます。夕方以降は睡眠に影響するため避けます。
  • 1日400mg程度(妊娠中は約200mg)を目安に、エナジードリンクの重ね飲みなどに注意します。
  • 心臓・血圧の持病がある方、薬を飲んでいる方は、控えめにし医師に相談してください。