まず押さえたいポイント

桑の葉は、お茶などで親しまれてきた植物です。 含まれるDNJという成分が、糖を分解する酵素の働きを抑え、食後の血糖値の上がり方をゆるやかにする向で研究されています。 健康診断で指摘された方は医師の指示に従います。

なぜ「食後の血糖値」と関係するの?

食事の糖は、腸で酵素に分解されてから吸収され、血糖値を上げます。 桑の葉のDNJは、この糖を分解する酵素の働きを抑え、糖がゆっくり吸収されるようにすると考えられています。 その結果、食後の血糖値の「山」がなだらかになる方向で研究されています。

桑の葉のDNJが糖を分解する酵素を抑え、食後の血糖値の上がり方(山)をゆるやかにするとされるイメージ 食後の血糖値の変化のグラフ。桑の葉ありの線は、ふつうの線より山がなだらかになるようすをやさしく描いた図。 桑の葉は食後の血糖値の「山」をゆるやかにするとされる 血糖値 時間(食後) ふつう 桑の葉あり DNJ 糖の分解酵素を抑える 食後の血糖の上がり方をゆるやかにする方向で研究(治療薬ではない)

研究では何がわかっている?

  • 桑の葉などを含む茶を短期間とり、食後の血糖の上がり方と安全性を調べた研究では、上がり方をゆるやかにする向で前向きな結果が報告されています [1]
  • 健康な成人で、桑の葉などを含む茶と食後やその次の食事の血糖との関連を調べた研究もあります [2]

「食後の血糖の上がり方をゆるやかにする」方向の研究です

取り入れ方のヒント

  • 糖質を含む食事の直前にとる研究がみられます。
  • 桑の葉茶や青汁として、食事に取り入れる法もあります。
  • 血糖を下げる薬を使っている方は、低血糖の恐れがあるため事前に医師へ相談してください。