「寝ても疲れがとれない」——でも、疲労の原因はひとつではありません原因のタイプによって、気づかいたい栄養素も変わります。まずは“どのタイプか”の見当をつけるところから考えてみましょう。

疲れの原因は1つではない。鉄不足・エネルギー産生・生活習慣の3タイプで考える。
疲れの原因は1つではない。鉄不足・エネルギー産生・生活習慣の3タイプで考える。

タイプ1:鉄不足タイプ(とくに女性)

顔色が悪い・階段で息切れ・立ちくらみがある——こうしたサインがあるなら、鉄不足が背景のことがあります。鉄は全身に酸素を運ぶ“運び屋”の材料で、足りないと体が軽い酸欠のようになり、だるさにつながると考えられています [1] 月経のある女性はとくに不足しやすい傾向があります。

→ くわしくは 貧血・鉄不足

タイプ2:エネルギー産生タイプ

しっかり食べているのに元気が出にくい場合、細胞のエネルギーづくりに目を向ける考え方もあります。コエンザイムQ10は、細胞の“エネルギー工場”でのエネルギー産生に関わる成分として、疲労との関連が研究されています [2] (ただし報告はさまざまです)。

タイプ3:生活習慣タイプ(土台が先)

そもそも睡眠不足・食事の偏り・働きすぎが続いていないか——栄養素を足す前に、睡眠・食事・休養という毎日の習慣を見直すことが、いちばんの近道になることもあります。

まず確かめたいこと

  • 強い倦怠感が長く続く、体重が減る、発熱を伴う——こうした場合は、サプリより先に医療機関へ。
  • 鉄不足が疑わしいときは、血液検査で鉄の状態を確認すると確実です。

疲れの悩み別は 疲労・だるどうぞ。