クレアチンは、研究の蓄積が多いサプリメント成分のひとつです。とはいえ、いざ使うとなると「1日どれくらい?」「ローディングって必要?」「いつ飲む?」「プロテインと一緒でいい?」と、飲み方で迷いがちです。研究でよく使われているのは1日3〜5gを毎日続ける方法で、ローディングは必須ではありません。

クレアチンは少量を毎日続けるのが基本。運動とセットで考える。
クレアチンは少量を毎日続けるのが基本。運動とセットで考える。

クレアチンの研究で報告されていること

クレアチンは、筋肉がすばやく力を出すときのエネルギー(ATP)の再生を支える成分です。30年以上にわたる研究では、高強度の運動の成績や、運動とあわせたときの筋力・除脂肪量がどう変わるかが調べられています [1] 。

年齢を重ねてからの筋力維持でも、研究が積み重なっています。高齢者を対象にした研究では、レジスタンス運動にクレアチンを加えると、筋肉量や筋力の上乗せがみられたと報告されています [2] [3] 。

飲み方の基本:1日3〜5gを毎日

研究でよく用いられるのは、1日およそ3〜5gを毎日続ける方法です [1] 。クレアチンは「その日だけ」で手ごたえを感じるものではなく、筋肉に蓄積され、効果を発揮しやすい状態になるため、毎日コツコツ続けることが基本になります。

ローディングは必要?

「ローディング」とは、最初の5〜7日間だけ、1日20gほどを4〜5回に分けてとり、その後は維持量(3〜5g)に戻す方法です。早く筋肉のたくわえを満たしたいときに使われます [1] 。

ただし、ローディングをしなくても、維持量を続ければ数週間でローディングを行った場合と同程度まで筋肉中のクレアチン量が増えると考えられています。急がないならローディングは必須ではありません。一度に多くとるとお腹がゆるくなることがあるので、無理のない方法を選びましょう。

いつ飲む?

タイミングよりも「毎日続けること」のほうが大切とされています。続けやすい時間(トレーニングの前後や食事のとき)で構いません。水や飲み物と一緒に、十分な水分をとりながら続けるのがおすすめです。

何と一緒にとる?運動と組み合わせて考えよう

クレアチンは、それ単体で筋肉を増やしてくれるものではありません。研究で報告されている筋力・筋量への効果は、主に運動(とくにレジスタンス運動)と組み合わせた場合にみられています [2] [3] 。プロテインや炭水化物と一緒にとる人もいますが、まずは「運動+毎日のクレアチン」をセットで考えましょう。

成分の基本は クレアチンの詳細、目的別は 筋肉をつけたい や 加齢による筋力低下(ロコモ) もどうぞ。