まず押さえたいポイント

ギムネマは、インドなどで古くから使われてきたハーブです。 含まれるギムネマ酸が、舌で甘味を一時的に感じにくくする性質をもち、甘いものへの欲求をめぐって研究されています。 サプリだけで食欲が消えるものではなく、効果には幅があります。

なぜ「甘いものへの欲求」と関係するの?

舌には甘味を感じるセンサー(受容体)があります。 ギムネマ酸はこのセンサーに一時的にフタをするように働き、甘いものを食べても甘味を感じにくくすると考えられています。 「甘くない」と感じることで、甘いものへの欲求や食べる量が変わるかが調べられています。

ギムネマ酸が舌の甘味センサーに一時的にフタをして、甘味を感じにくくするとされるイメージ 舌の甘味を感じるセンサーに、ギムネマの成分がフタをして、甘味を感じにくくするようすをやさしく描いた図。 ギムネマは舌の「甘味センサー」に一時フタをするとされる 舌の甘味センサー ギムネマ酸 甘いもの =感じにくく 甘味を感じにくくするとされる(食べ過ぎ対策への効果は一定せず)

研究では何がわかっている?

  • 「甘いもの好き」と自認する成人で、ギムネマを14日間とり、砂糖をとる量や甘いものへの欲求の変化を調べた研究があります [1]
  • 植物由来の成分が甘味を一時的に抑えることと、食べる量との関係をまとめた研究では、甘味を抑えることと実際の摂取量の関係は、まだ結果が一定しない整理されています [2]

甘味を感じにくくする性質ははっきりしていますが、それが食べ過ぎ対策にどこまでつながるかは、これからの面があります。

取り入れ方のヒント

  • 甘いものや食事の前にとる研究がみられます。甘味を感じにくい時間は一時的です。
  • 血糖を下げる薬を使っている方は低血糖の恐れがあるため、事前に医師へ相談してください。
  • 妊娠・授乳中の方は使用を避けます。