ニコチンアミドリボシドって、どんな成分?

ニコチンアミドリボシド(NR)は、ビタミンB3(ナイアシン)の仲間です。牛乳や酵母にわずかに含まれています。

体の中では、NADという補酵素に作り変えられます。NADは、細胞がエネルギーをつくるときや、体の中で修復に関わる酵素が働くときに欠かせません。

NMNとは何が違う?

同じくNADの材料として売られている成分にNMNがあります。どちらもNADにたどりつく点は同じですが、通る道すじが違います。

ニコチンアミドリボシドには専用の酵素があり、その働きでNADに変わります。この道すじは、ニコチン酸やニコチンアミドが通る道とも別だとされます。ヒトを対象にした試験は、いまのところニコチンアミドリボシドのほうが多く報告されています。

人での試験の内容は足腰の衰えとニコチンアミドリボシドに出典つきでまとめています。

取り入れるときのポイント

  • 人での試験に使われた量は1日250mgから2000mgまで幅があります。高齢者の筋肉を調べた試験では1日1000mgでした。
  • 血液や筋肉のNADが増えることは繰り返し確かめられました。ただし、筋力や持久力といった体の働きが変わるかどうかは、試験によって結果が分かれています。
  • 12週間・1日2000mgまでの安全性は試験で確認されていますが、それより長く飲み続けたときのデータは限られます。
  • 持病のある方や薬を飲んでいる方は、飲み始める前に医師にご相談ください。