イチョウ葉って、どんな栄養素?

イチョウは、秋に黄色く色づく葉でおなじみの樹木です。とても長い歴史をもつ植物で、「生きた化石」と呼ばれることもあります。

サプリで使われるのは、この葉からとった「エキス」の部分。フラボノイドやテルペンといった成分を一定の割合にそろえた「標準化エキス」が、ヨーロッパなどで古くから利用されてきました。

注目されているのは、体のめぐり(血のめぐり)や、集中力・記憶といった頭の働きとの関係です。これらのテーマで研究が重ねられてきましたが、後で見るように、結果は研究によって幅があります。

お、秋に実る「ぎんなん」とイチョウ葉エキスは別ものです。サプリに使うのはあくまで葉のエキスで、生の葉や種を自己判断でたくさんとるのはおすすめできません。

どうやって摂る?

  • 葉をそのまま食べることはなく、サプリ(エキス)や健康茶として取り入れるのが一般的です。
  • 研究では、成分を「標準化エキスとして1日120〜240mg程度」とそろえ、数回に分けて用いた例があります。イチョウ葉の場合はフラボノイドやテルペンの比率を整えた標準化エキスかどうかが、製品を見比べるときの手がかりになります。
  • 血液をサラサラにする薬を飲んでいる方や、手術の予定がある方は、出血に関わる相互作用が指摘されています。利用前に必ず医師・薬剤師にご相談ください。
  • イチョウ葉エキスは食品です。十分な睡眠や、本を読む・人と話すといった日々の頭の使い方こそが基本で、エキスはそこに寄り添う一要素として位置づけるのが現実的です。