明日葉って、どんな野菜?

明日葉(アシタバ)は、伊豆諸島や房総半島、紀伊半島の海沿いに自生する日本原産の野菜です。セリ科で、セロリやパセリ、にんじんと同じ仲間にあたります。

名前の由来は育ちの早さです。若い葉を摘んでも、翌日にはもう新しい芽が出ている。八丈島では八丈草とも呼ばれ、天ぷらやおひたしとして食べられてきました。近ごろは葉を粉にした青汁の原料として、大麦若葉やケールと並んで使われています。

どう関わる?

明日葉の茎を切ると、切り口から黄色い汁がにじみ出ます。この黄色はカルコンという色素成分の色です。

4-ヒドロキシデリシンとキサントアンゲロールという2つのカルコンが、この汁に多く含まれます。明日葉の研究は、この2つを取り出して調べたものが中心です。

人での試験の内容は体脂肪・代謝と明日葉(アシタバ)に出典つきでまとめています。

取り入れるときのポイント

  • 食品としては、天ぷらやおひたしのほか、葉を粉にした青汁として売られています。セリ科らしい独特の苦みがあるため、粉末を牛乳や豆乳で割る飲み方もよく使われます。
  • 内臓脂肪を測った試験で使われた量は、カルコンとして1日16mgでした。青汁の粉末に含まれるカルコンの量は製品によって違うため、同じ量になるとはかぎりません。
  • EUの食品安全機関は、茎から集めた液(アシタバサップ)について1日137mgまでを安全としました。葉の粉末や別の抽出物にそのまま当てはまる数字ではないので、濃縮したものをとるときは製品の表示量を守ってください。
  • セリ科でアレルギーのある方、妊娠中・授乳中の方、薬を飲んでいる方は、利用前に医師・薬剤師にご相談ください。