「飲む美白」「白玉点滴」――グルタチオン(体内で作られる抗酸化成分)は、美白を期待されるサプリの代表格です。SNSでもよく見かけます。でも、飲んで本当に肌は白くなるのでしょうか。本音のサプリ批評、第3回はグルタチオンです。

人気は高い――では、裏づけは?
人気は高い――では、裏づけは?

研究では何が報告されている?

  • 肌の明るさやしみ(肝斑)にグルタチオンを使った研究を見渡した研究では、抗酸化やメラニン(肌の色のもとになる色素)への働きから使われてきたものの、効果や安全性の裏づけはまだ定まらないとされています [1]
  • 抗酸化の主役グルタチオンと肌の関係を整理した研究でも、明るさへの期待が解説される一方、飲んだときの裏づけはさらなる検討が必要とされています [2]

本音を言えば、人気の高さに対して、「飲んで肌が変わる」という裏づけはまだ追いついていないのが現状です。

「飲む」と「点滴」は別の

グルタチオンは口からとると胃で分解されやすく、体のすみずみまでどれだけ届くかにも議論が残ります。よく聞く「点滴」は医療行為で、食品サプリとは別物です。サプリの表示を、点滴のイメージで読まないことが大切です。

くわしくは グルタチオンとしみ・くすみどうぞ。