スペルミジンって、どんな成分?

スペルミジンは、ポリアミンと呼ばれる成分のひとつです。名前は精液から最初に見つかったことに由来しますが、実際には植物性の食品に広く含まれています。とくに多いのは小麦胚芽で、納豆・大豆・きのこ・熟成チーズにも入っています。

体の中でも作られており、加齢とともにその量が減っていくことが報告されています。

どう関わる?

細胞の中では、古くなったたんぱく質や傷んだ部品を分解して、新しいものに作り直す作業がいつも進んでいます。この入れ替えのしくみをオートファジーと呼びます。

スペルミジンは、この入れ替えを後押しする成分として調べられてきました。脳の神経細胞でもこの作業は行われているため、記憶との関係が調べられています。

人での試験の内容は年齢ともの忘れとスペルミジンに出典つきでまとめています。

取り入れるときのポイント

  • 食品からとるなら、小麦胚芽・納豆・きのこ・熟成チーズが候補になります。納豆やきのこは日本の食卓になじみやすい選択肢です。
  • サプリの多くは小麦胚芽から作られています。小麦にアレルギーのある方は原材料の表示を確認してください。
  • 人での試験で使われた量は小麦胚芽エキスで1日0.9〜1.2mgでした。食事からとる量のほうが多く見積もられることがあり、この2つの数字は測り方が違うため単純には比べられません。
  • 持病のある方や薬を飲んでいる方は、飲み始める前に医師にご相談ください。